【車旅13日目】岐阜県・付知峡と馬籠宿へ|自然と歴史を巡るゆるり旅

【車旅13日目】岐阜県・付知峡と馬籠宿へ|自然と歴史を巡るゆるり旅

こんにちは♪

2023年春分の日。お互い無職のまま、新婚夫婦で無計画な車旅へ出発。

現在は車旅でたどり着いた屋久島で移住をしているSARAHです。

少しずつ貯めていた100万円で無計画車旅がどこまで行けるのか、訪れた場所、費用などをこれからご紹介していきます。

前回の旅の記事はこちら↓

今回の旅は、前回に引き続き友達と合流しての3人旅の3日目。

初日の白川郷から始まり、2日目は飛騨から下呂温泉へ。そして3日目は付知峡から馬籠宿を通り静岡方面へと向かう1日のご紹介です。

(車旅の記録 2023.5.18)


岐阜県の絶景スポット付知峡

水と緑の静けさに包まれて

alt="岐阜県の絶景スポット付知峡"

下呂温泉を出発して車を走らせ向かった先は、緑の深い山々に囲まれた「付知峡(つけちきょう)」。

広めの駐車場には車が数台ほど、お昼前に行ったので静かで落ち着いた雰囲気。

入り口にはお食事処と「ようこそ不動滝へ」という看板をくぐり木の遊歩道を歩いていると、ふと何かの氣配が…

alt="岐阜県の付知峡にて出会ったカモシカ"

カモシカ!!!

自然の中で普段見慣れない生き物に出会えるのは、何かのメッセージのようでとても嬉しいです。

alt="岐阜県付知峡にて出会ったカメラ目線のカモシカ"

しかも人慣れしていたのか、近づいてもこちらをジーッと見つめるだけで、写真もたくさん撮らせてもらえました。

ありがとう♡


観音滝と不動滝でマイナスイオンを吸収

alt="付知峡の観音滝の上部"

そのまま遊歩道を進むこと860mの地点に現れたのは「観音滝」。

高さ20m程の滝は、陽の光に照らされながらキラキラ落ちていき、その先にはターコイズブルーのグラデーションが美しい滝壺が広がっています。

alt="付知峡観音滝の下部"

そしてその滝壺からさらに流れ落ちる滝が「不動滝」。こちらは水量と勢いがあり、さらに青みが濃くなっているように見えます。

この日もたっぷりとマイナスイオンを吸収したところで次の目的地へ。

alt="付知峡遊歩道傍に流れる川の中を歩いて帰る"

帰り道は遊歩道沿いに冷たくて氣持ちのいい川の中を歩きながら、子供のようにはしゃいで駐車場へ戻りました。


馬籠宿

宿場町ってなに?

alt="中山道馬籠宿にあった看板"

昔の日本にも「街道」と言って、今でいう高速道路や幹線道路みたいな主要道路が通っていました。

そこを旅する人(お侍さん、お役人、商人、旅人…)たちのために「宿泊・休息・食事」ができる街のことを”宿場町(しゅくばまち)と呼ばれています。

そんな宿場町が点々とあり、まさに「昔のサービスエリア」のような存在でした。


中山道(なかせんどう)とは?

alt="中山道馬籠宿の坂を登ったところにある神但馬屋というお蕎麦やさん"

中山道は、江戸(今の東京)と京都を結ぶ五街道のひとつで、山の中を通るルートだから「中山」という名前が付いています。

その中山道には69の宿場町があり、「馬籠宿」はそのうちの一つ。

石畳の道、古民家風の建物、お土産屋さんや茶屋がずらっと並び、ここも江戸時代にタイムスリップしたみたいな雰囲気の場所です。


そんな宿場町「馬籠宿」をのんびりとお散歩

alt="馬籠宿の入り口にある水車"

岐阜県中津川市にある馬籠宿は山の斜面につくられた坂道の街並みが特徴的。

入り口から少し歩いたところに、まず目に入るのは水車と石畳の道。カラカラと回る水車の音はどこか懐かしい。その音に導かれるように、ゆっくりと坂道を登っていきました。

alt="馬籠宿に着いて早々に食べた「切り干し大根のおやき」"

お腹がぺこぺこだった私たちは、焼きたてのおやき屋さんへふらりと寄り道。香ばしい皮に包まれた”切り干し大根”のやさしい味が染み渡ります。

旅の途中に出会う美味しいご当地グルメって、お腹が空いていなくても食べたくなりませんか?

さらに歩くと古い木造の建物が並ぶ静かな通り。お土産屋さんや甘味処を覗きながら、坂を登った先にある高台の見晴らしスポットまでのんびりお散歩。

alt="馬籠宿の江戸の面影が残る風景"

晴れた登り坂はなかなか暑かったですが、風がふわっと通り抜ける時にどこからかお煎餅のような香りがしたり、木漏れ日の中で猫が日向ぼっこしていたり。

時間を氣にせず氣の向くまま、江戸の面影が残る街並みを散歩できてよかったです。


街を下ってお次はお団子

alt="馬籠宿の入り口"

街を下って来たら、また何やらいい香りが…お団子!!

私こういう観光地で囲炉裏で焼かれているお団子が本当に好きなんです。ご当地グルメの朴葉(ほおば)味噌が塗られた焼き立てのお団子。

alt="馬籠宿入り口にある朴葉味噌のお団子"

美味しいおやきもお団子も食べれて幸せ♡

ここからは静岡県掛川市で予約しているホテルへと長めのドライブです。

馬籠宿の観光情報

alt="中山道馬籠宿の看板"
  • 時 間:9:00~17:00
  • 定休日:不定休
  • 所在地:〒508-0502 岐阜県中津川市馬籠4300-1
  • 公式サイト

岐阜とん太で遅いお昼ご飯

この日はちゃんとしたお昼を食べていなかったので、メンズ2人はお腹が減っていたみたい。

幹線道路から入りやすそうなお店を探していると「岐阜とん太」というラーメン屋さんを発見!

ちょっくらここで腹ごしらえ。

お昼が過ぎている時間帯にも関わらず、お客さんは結構入っていたので人氣店なんですかね!?

私はそこまでお腹空いていないのに「とんこつ醤油らーめん」をしっかり完食。

眠氣に注意しながら運転を再開です。

岐阜とん太【公式サイト


この日の宿「ホテル玄・御前崎」に宿泊

alt="馬籠宿の石畳と水車の風景"

安くて綺麗なビジネスホテル

1泊目、2泊目の宿は事前に予約していたのですが、3泊目の宿はみんなの氣分で決めようと思い、敢えてギリギリまで予約せずにいました。

この旅の後は、旦那の実家がある伊豆に一時帰宅するため、静岡方面の観光スポットを探していました。

すると「寸又峡(すまたきょう)」に行きたいという候補があがったので、比較的近く、なおかつ安く泊まれることでこちらに宿泊することになりました。前日の予約なのに対応していただき感謝です。

こちらのホテルはビジネスホテルで、洗濯機・乾燥機完備。観光客というよりは仕事で滞在しているような方が多かったです。

昼ごはんにしっかりラーメンを食べたので、夜ご飯は自分の好きな分食べられる「はま寿司」でサクッと夜ご飯に決定。

宿に帰ってから天氣予報を見るとまさかの明日は1日中雨。

もし雨だったらまた明日の計画を練り直そうと思います。


ありがたい朝食無料サービス

ここのホテルは朝食が無料で食べられるということで、1階の食事スペースへ。バイキング形式で、どちらかというと家庭のご飯のようなラインナップで美味しそうなものばかり。

この日はお腹が空いていなかったので、私はコーヒーだけいただきましたが、宿泊先で朝食付いているのってなんか嬉しいですよね。

朝ごはんを食べながら天気予報を見ていると、この日は予報通りしっかりとした雨。パッとしない天氣ということもあり、今回は「寸又峡」は諦めることにしました。

どこへ行くかも決めずにとりあえず、お別れする三島駅まで車を向かわせます。


ホテル玄・御前崎の情報

ホテル玄 御前崎


実際に2人で使った金額

alt="馬籠宿の帰り道を下っているSARAH"
  • 外 食:5,119円
  • 食 費:1,512円
  • お土産:5,500円
  • 宿泊費:7,400円

合計19,531円でした!

(残り886,365円なり〜)

ちゃんと宿に泊まったり外食をしていると、お金ってすぐ無くなっちゃいますよね!

でもカツカツ過ぎても疲れちゃうので、何事もバランスが大事。この3泊4日の贅沢旅は最後まで楽しみたいと思います。

良かったら次の記事もどうぞよろしくお願いします♪