月末営業、完全予約制の屋久島フードヒーラーNINAはどんなお店?

月末営業、完全予約制の屋久島フードヒーラーNINAはどんなお店?

車旅で屋久島を訪れてからそのまま住み着いてしまったSarahです♪

2023年の8月に車と一緒にフェリーに乗り屋久島上陸した時から、お友達におすすめされていた”屋久島フードヒーラーNINA“。

予約制の不定休ということでなかなか行けず…でしたが、つい先日念願が叶って初訪問!

ここでしか味わえない繊細な創作魚介系のお料理に大満足でした。

しかも、2024年9月から24〜30日の1週間だけ(10月の営業日は未定)朝、昼、夜と1日営業の新しいスタイルでOPEN。

このタイミングに屋久島訪れる方にはぜひ訪れてみてほしいお店です。

今回は私たちが堪能したNINAのディナーコースをご紹介します。

食材探しから仕込みまで全て1人でこなす、こだわりオーナーのぶさん

屋久島NINAオーナーのぶさん

フードヒーラーとは食を通して癒しを届けてくれるということ。

食であなたの心を癒します“というコンセプトのお店は、オーナー・のぶさんが季節の野菜や近海で獲れた魚介類、そして山の幸など、旬の食材を採りに行くところからスタート。

塩や味噌などの調味料までも手作りしているというこだわりっぷり。

仕入れ、仕込み、調理、提供と全てを1人でやっているからこそ、ここでしか味わえない特別な料理が生まれるのだと思います。

普段の持ち寄りご飯会仲間でもあるのぶさんは、いつも特別な料理で楽しませてくれています。

今回はお店で”プロの本気”をしっかり堪能してきました。

賑わう安房の飲み屋街を過ぎると、オシャレな佇まいのお店

屋久島フードヒーラーNINAの外壁の赤い魚が目印

屋久島フードヒーラーNINAは、屋久島の中でも飲食店が賑わっている安房集落にあります。

県道から少し奥まった場所にあり、外壁の大きな赤い魚のデザインがお店の目印です。

2023〜2024年にかける冬にお店をリニューアルしたばかり。

ガラス張りの窓からは、通りを歩きながら店内の様子も覗けるようになりました。

内壁もピンクで明るいおしゃれな店構えは、ふらっと立ち寄りたくなるお店です。

完全予約制だからこそ味わえる特別な一皿

屋久島フードヒーラーNINA店内から見た入り口

NINAは厳選された食材と心を込めた料理を提供するため、飛び込みの来店はできません。

また、屋久島は本土のようにいつでもどこでも食材が手に入る環境ではなく、限られた物資の中でオーナーのぶさん自ら仕入れ、仕込み、調理などをこなしています。

そのため、予約もすぐ埋まってしまう人気店。

訪れる際は余裕を持って(遅くても前日までに)予約しておくことがおすすめです!

  • 電話予約:08054239357
  • インスタDM:@nina_nobu

実際にいただいた、こだわり満載のコース料理をご紹介

NINAのコース料理の内容は、その日仕入れた食材や季節によって変わる”おまかせスタイル”。

ここでしか味わえない特別な一皿を楽しむことができます。

今回私たちがいただいたメニューをご紹介していきます。

1.ホタテのあごだし

NINA ホタテのあごだしジュレ 前菜

あごだしをジュレに仕立て、細かく刻んだきゅうりと自家製の塩が良いアクセント。

夏の暑さに嬉しいさっぱりとした前菜。

2.塩漬けマグロと梨のヨーグルトソース

NINA 塩漬けマグロと梨のヨーグルトソース

醤油以外でマグロを食べるとは驚き!

甘い梨とヨーグルトソースの組み合わせは新鮮。

一緒に食べても塩気のあるマグロの味は消えず、旬である甘い梨も良いアクセントでした◎

3.2種の生春巻き(エビとツナ)

NINA 2種の生春巻き(エビとツナ)

彩り豊かな見てるだけで可愛い大好きな生春巻き♡

鶏肉と思ってしまうようなしっとり食感の自家製のツナは、今まで私が知っているツナとは別物!

甘さ控えめのスイートチリソースはシークヮーサー風味で爽やかな味。

4.ナスのスープとくるみパン

NINA ナスのスープとくるみパン

自家製味噌が決め手のナスのスープ。

ナスと味噌って日本人には馴染みのある味だけど、洋風のスープにしてもまた美味しい。

そしてパン屋さん顔負けの美味しい焼きたてくるみパン。

5.魚介のトマトラグー米粉のフェットチーネ

NINA 魚介のトマトラグー米粉のフェットチーネ

魚介の出汁の効いた、トマトのラグーソース。またこれも新しい。

米粉のモチモチ麺にジェノバソースを絡めてさらに美味しい。

最近グルテンフリーを意識した食事をしていた私たちにはありがたかったです。

6.スジアラのグリルと貝汁と亀の手のスープ煮

屋久島NINA 高級魚スジアラの塩麹漬けと、アサリ、ハマグリ、亀の手のスープ

高級魚スジアラの塩麹漬けをカリッと表面を香ばしく焼き、アサリとハマグリ、亀の手のスープで煮込んだ贅沢な一品。

全部美味しいのだから、それを合わせたら美味しいに決まってる!

それぞれの出汁と塩とシンプルな味付けで素材の味を堪能できます。

7.バナナとチョコの自家製アイス

NINA バナナとチョコの自家製アイス

卵白と島バナナとチョコをチョコっとアクセントにとおっしゃってました♪

甘いものがあるとちゃんと締まる感じがします。

営業時間と料金

屋久島NINAお店の外壁にある魚の絵

営業日:月末の1週間

9月は24(火)〜30(月)

※完全予約制(前日まで)

  • 電話:08054239357
  • インスタDM:@nina_nobu
  1. モーニング7:30〜9:30 ¥1,500
  2. ランチ12:00〜14:00 ¥3,000
  3. ディナー18:30〜 ¥10,000

(税抜価格)

※完全予約制/1グループ4名様まで/貸切など応相談

お子様メニューのご用意はないためご遠慮いただいているそうです。

最後に

人は食べた物でできている」そう語るオーナーのぶさんのお料理は心と身体に優しく、とても楽しめた夜になりました。

メニューの内容やどれくらいの量が出てくるかは、その日に実際に食べてみないとわからないワクワクがあります。

屋久島の特別な一軒。

お値段は少しお高めですが、数少ない屋久島の飲食店の中でも大満足できるかと思います。

さて、また次行けるように仕事がんばります!

ごちそうさまでした。

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